宮崎 上水園

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ふかふかの土

2015年2月19日 | お茶畑より

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上水園のバイオ茶は無農薬有機栽培。
自家製の有機たい肥を1年に2回、茶畑にまいています。

そもそも、有機たい肥とは?
有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと。
肥料といっても、有機物(枝葉や刈草など)を自然に堆積し
水分や酸素を入れながら発酵させ、長期熟成させたもの。
自然由来の原料なので安心安全なんです。
上水園では、自家のたい肥場で
ミネラル豊富になるよう作っています。

ではなぜ、たい肥を茶園に入れるかと言うと
一言でいえば、土壌を柔らかくするため。
たい肥を入れることで、
土の中の空気の隙間が多くなり、根が呼吸しやすくなります。
栄養を吸収しやすくなるんですね。
また、保水力も高まるので、微生物が繁殖しやすく
栄養豊富な土になります。

葉は、空気中の湿度の変化で呼吸する。
根は、それに引っ張られて土の中で呼吸する。

根から葉へ、
湿度を動かし、植物の中の水のめぐりをスムーズにするために
柔らかい土は、とっても大事なのです。

湿度が増す春先まで、茶の木も今はまだ仮眠中。
元気な新芽が出るように
ふかふかの土を用意して春を待ちます。


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