2024年12月9日 | お茶畑より|
寒さが厳しくなる季節、
今日、茶畑には初霜が降りました。
しっとりとした氷の結晶が茶の葉を覆っています。
1980年代、上水園は日本ではじめて
茶畑にスプリンクラーを導入しました。
急激な気温の低下で新芽が枯れてしまわないよう
一晩中水を撒き続けることで茶葉を0度に保ち
凍らせることに成功。
それが実を結び、たくさんの見学者を集めることにも
繋がりました。
茶畑に広がる氷の結晶は自然との調和が育んだもの。
今も変わらず、自然との対話を大切にしながら
お茶づくりを続けています🌱
2024年9月3日 | お茶畑より|
台風の影響もあって、上水園はてんてこまい。
作業が遅れて、茶畑の草取りが追いつかない状況に……
そんな私たちのために急遽、
三代目がはじめた農業勉強会「はじかき会」メンバーで、
スイトピーを栽培されている宮崎県日南市の西岡農園さんが
スタッフを引き連れて、助っ人で手伝ってくださいました!
本業もお忙しい中、本当にありがたい!
自家茶園は無農薬栽培、
もちろん除草剤も使っていませんから
ご覧の通り、あっというまに草ボーボー!
ふかふかの土が雑草も育てますが、
お茶の成長の妨げにもなるので
こうして刈り取らねばなりません。
9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い。
そんな中、
西岡農園のみなさま、本当にありがとうございました!
志を同じくする仲間がいてくれて、心強いです。
バイオ茶で水分チャージして
みなさまもどうぞすこやかにお過ごしください!
2024年7月7日 | お茶畑より|
7月がはじまって
夏真っ盛りの暑さです!
二番茶の茶摘みもはじまりました。
無農薬栽培のバイオ茶は
茶葉も元気なら草もみんな元気!
夏は雑草との戦いでもあります。
茶摘みのときまざらないように
こうして雑草を刈り取ります。
刈っても刈ってもまた生えて
植物はたくましいです。
熱中症対策に私たちも
バイオ茶で水分チャージ。
植物に負けず、みなさま元気な夏に!
2024年4月17日 | お茶畑より|
今年もすくすくまっすぐ、すこやかに茶葉が育っています。
つやつやと透明感があって見ているだけでこっちまで
元気になります。
一方、こちらは雨の日の茶畑。
雨降り、、、というのにスプリンクラーで水を撒く。
不思議に思われるかもしれませんが、
実はこれもバイオ茶ならではの栽培法です。
ここは点在する茶畑のなかで、一番遅く芽を出すので
新芽が出るのはもうちょっと先になりそうです。
さて、早生品種の茶畑はまもなくお茶摘みのはじまり。
自分たちの目で見てふれて、
ベストなタイミングを見極めています。
2024年3月13日 | お茶畑より|
春のお茶摘みシーズンに向けて
スプリンクラーのメンテナンスをしています。
春分の日を境に気をつけなければならないのが
季節はずれでやってくる『遅霜(おそじも)』
かつて、バイオ茶が生まれるずっとずっと前、
春の遅霜によって、茶摘み間近の新芽が
全滅したことがありました。
唖然として身動きが取れなくなるほど
ショッキングな出来事でした。
このことがきっかけとなり、
スプリンクラーで水を撒き、茶葉を凍らせて新芽を守る
『散水氷結法(さんすいひょうけつほう)』に
たどり着くことになります。
上水園のSTORY「上水園を変えた、霜害との闘い」でも
ご紹介しておりますので、ぜひ。
https://www.biocha.com/story/story03.html
スプリンクラーに詰まりはないか
パイプに問題はないか
冷たい水を時折り浴びながら
今日も準備に励みます!