2014年9月19日 | バイオ茶のこと|
ホームページ、リーフレット用の写真撮影をおこなったのは春。
4月の新芽が芽吹く頃、まずは宮崎で撮影がおこなわれました。
茶畑を走り回り、独自の視点でシャッターを切るフォトグラファーのコーダマサヒロさん。茶園ののどかな風景も、コーダさんの手にかかると何か特別なモノとして写し出されます。
茶畑では茶摘みの様子を、工場では製茶工程を、上水園の隅から隅まで撮影していただきました。私たちも撮影に同行するのは初めて。自分たちが見慣れている何気ない日常がこんなに素敵に写るなんて!
写真を見せていただくたびに「すごい、すごい!」の連続でした。
カメラを向けられるスタッフも、やや緊張しながらも作業に集中。
いつもの作業もピンと背筋が伸びます。
「はい、オッケーです。」
こうして2日間にわたる撮影も無事終了。
本当はお見せしたい写真がたくさんあるのですが、それは今後のお楽しみということで。
8月の終わり。
パッケージのできあがりを待って、大阪のスタジオにてHPの商品撮影をおこないました。だんだんとカタチになっていくことに、みんながわくわく♪早くみなさんに見てもらいたい!そんな想いでいっぱいでした。
2014年9月16日 | バイオ茶のこと|
『everyday everyone everywhere』
自然のリズムで育てたお茶
バイオ茶
ネーミングも決まり、さぁ次はデザイン!
最初に私たちが伝えたことは、
「シンプルで、飽きなくて、使いやすくて、キッチンに出しっぱなしにしていても可愛い」
う~ん、なんともザックリとしたわがままな要望…
まずは袋の形状。
毎日使うことを考えると、ストレスなく使いたい。
サッと取り出せて、ポンと置く。ポンと置いた袋は立っててほしい。
クタッと曲がったり、輪ゴムで留めるのはめんどくさい。
いつもキッチンの指定席にスタンバイしておけるように。
そんな主婦目線でスタンド式に決定したのでした。
もちろんジッパー付きで湿気対策もOK!
そして、私たちのわがままな要望をカタチにしてくださったのがグラフィックデザイナーの津村謙司さん。実際に畑や工場を見ていただき、社長の話などからパッケージのイメージをつくってくださいました。
縦書きにするか横書きにするか、真ん中に入れるか端に入れるか。
絵を入れるか入れないか、フォントの印象はどうか。。。
一言で“シンプル”とは言ったものの、ちょっとの違いで、がらりと印象が違ってきます。
中央のロゴマーク。
これは三股町から見晴らせる霧島山をイメージしました。
水出し茶と温茶で色を分け、視覚ですぐに分かるように。
これらを一つ一つ整理しながら、この新しいパッケージができあがりました。
まじめに真っすぐ取り組んできた当園の茶づくり、カラダにやさしいバイオ茶のイメージを感じていただけたら嬉しいです。
2014年9月14日 | バイオ茶のこと|
はじまりは、播州織作家tamaki niimeさんの工房を訪れたことからでした。
ひょんなことからバイオ茶のお話をさせていただくことになり、
私たちの自然に対する想い、お茶に対する情熱に共感くださり、
このプロジェクトがスタートしました。
まず最初にお会いしたのはエディター&ライターの宮下亜紀さん。
とても気さくでやさしいお人柄に、緊張ぎみだった私たちもすぐに打ち解け、目の前のコーヒーを飲むのも忘れ、2~3時間ぶっ通しでバイオ茶のことを熱く熱くお話しさせたいただきました。あっちこっちとぶ私たちの話を丁寧に聞いてくださり、これから始めることの道しるべがだんだんと見えてきたのでした。
数日後。
宮下さんとデザイナーの津村さんに実際に現場を見てもらうため宮崎へ。
そこで待っていたのは、私たちの語りとは比べものにならないほど、熱く語る三代目 上水漸。
分子、微生物、植物、自然、気象、宇宙と、ミクロ~マクロの世界まで話が尽きることはありません。なにもないところから、一から学び経験してきた社長の話は、やはり説得力が違います。笑
最終日。そんな私たちの考え、想いを聞いた宮下さんからご提案いただいたのがこの言葉。
『everyday everyone everywhere』
自然のリズムで育てたお茶、バイオ茶。
いつでも、だれでも、どこでも
毎日の暮らしの中で水のようにごくごく飲める
カラダが欲しがるお茶。
まさにその通り!
このお茶は、水のようにガブガブ飲んでもらいたい。
毎日あたりまえのように食卓にある、そんなお茶になってほしい。
こうして、このネーミングのもと、パッケージのデザインへと進んでいくのでした。